姿勢保健均整術©(均整術)とは

kamei.susumu

亀井進先生が創設した体育手技療法で、体表の知覚変化、体型のあり方を通じて、体の中の変化を探り、これを調整するよう、体表の一部に刺激を加えて体を均整にする方法である。

つまり運動系(骨格、筋肉、神経)に刺激を加え身体のゆがみを正して中庸体へと導き健康の維持回復へと役立つものであります。

その基盤は平衡性、可動性、強弱性の三原則と十二種体型であり、臨床応用は、健康開発、頭脳開発、容姿開発と多くの人に応用することができます。

三原則
  • 平衡性 = バランス、巧妙、耐久力
  • 可動性 = 動き、行動力、弾力性、機敏
  • 強弱性 = 強さ、弱さ、力、抵抗力

姿勢保健均整術(均整術)では平衡性、可動性、強弱性のバランスがとれ、お互いにつり合うことを目標とし、またつり合うことを均整という。

十二種体型とは

人の身体を十二種類に分類し、その体型によりどこに重心がくるのかがわかり、それぞれの体型 にあわせた調整を行います。

十二種体型表Ⅰ十二種体型表Ⅱ

調整の原則

均整術の調整原則は「観察」―「設計」―「調整」―「確認」という流れに従って行います。

観察
静的観察と動的観察の2つがあり、静的観察は立った状態で身体のゆがみを観察し、動的観察は前後動作、左右動作、回旋動作をしてもらいやりにくい動作がないか、そのバランスを調べます。
設計
観察の結果、どういう調整をするか設計をします。
調整
設計の通り調整を行います。
確認
調整後に設計通りの反応がでたか確認をします。

○観察・設計無しに調整は行えない。 たとえ行ったとしても良い結果は得られない。